スピルリナ

スピルリナとは

スピルリナは水前寺海苔などと同じ藍藻類の一種で、今から30億年以上も昔に地球上に誕生した、最古の植物の一つです。主にアフリカや中南米など、亜熱帯地方の高アルカリの塩水湖に繁殖しています。「スピルリナ」というのはラテン語で「らせん」という意味で、くるくるとねじれた形をしていることから名づけられたといいます。多種類の栄養素が豊富に含まれており、食生活の偏りがちな現代人の栄養補助食品として便利な食品です。
「理想的な栄養食品」ということでNASAでは宇宙食としての開発も進められています。
スピルリナ

合成のサプリメントは主要成分が数種類だけに対して、スピルリナ100%は栄養成分がタップリ

合成のサプリメントは主要成分が数種類だけに対して、スピルリナ100%は栄養成分がタップリ

アミノ酸

イソロイシン、ロイシン、リジン、メチオニン、 シスチン、チロシン、フェニールアラニン、スレオニン、 トリプトファン、パリン、ヒスチジン、アルギニン、アラニン、アスパラギン酸、グルタミン酸、グリシン、プロリン、セリン

ミネラル

カルシウム、鉄、マグネシウム、カリウム、ナトリウム、リン、銅、マンガン、亜鉛、 コバルト、イオウ、クロム

ビタミン

β-カロテン(プロビタミンA)、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンE、ビタミンK、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸

その他 健康成分

食物繊維、多糖体、リノール酸、γ-リノレン酸、イノシトール、SOD、フィコシアニン、ゼアキサンチン、 クロロフィルa、核酸など

合成のサプリメントは主要成分が数種類だけに対して、スピルリナ100%は栄養成分がタップリ

スピルリナのタンパク質含有量

スピルリナは1度にこれだけの栄養成分をカバーするから、 忙しい現代人にピッタリの健康マルチサプリメントと言えます。

規格成分及び含有量(100g当たり)

熱量 260~390kcal
たんぱく質 51.7~80g
脂質 6.7~8.3g
糖質 3.3~5g
食物繊維 6.7~10g
ナトリウム 433.3~650mg
カルシウム 263.3~495mg
61.7~115mg
カリウム 1050~1800mg
マグネシウム 200~383.3mg
亜鉛 3.3~6.7mg
0.3~0.8mg
マンガン 1.5~8mg
セレン 5~10μg
コバルト 0~0ppm
リン 550~1400mg
総クロム 0.5~3.3ppm
ヨウ素 0~1.7mg
β-カロテン 80000~200000μg
ビタミンB1 2.2~4.8mg
ビタミンB2 2.2~4.8mg
ビタミンB6 0.7~1.3mg
ビタミンB12 183.3~400μg
ビタミンE 6.3~12mg
ナイアシン 11.7~20mg
葉酸 133.3~300μg
パントテン酸 0.8~1.8mg
ビオチン 20~45μg
ビタミンK1 1033.3~1933.3μg
ビタミンK2 16.7~133.3μg
イノシトール 65~140mg
γ-リノレン酸 900~1833.3mg
リノール酸 833.3~1666.7mg
総カロテノイド 200~450mg
フィコシアニン 3000~9000mg
クロロフィルa 600~1250mg
   
核酸(RNA) 2200~3500mg
核酸(DNA) 600~1000mg

スピルリナの栄養成分含有量は、スピルリナ培養時の季節・天候・日照時間等により若干変動致します

スピルリナには5大栄養素が!

タンパク質、糖質、脂肪酸、ビタミンをはじめ、日常の食生活で不足しがちなカルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛などミネラルもたっぷり。つまり5大栄養素をすべて含んでいます。その上消化吸収が良いため、これらの成分が体にスムーズに吸収されます。

良質なタンパク質がいっぱい!

私たちの体の各部分はタンパク質でできています。スピルリナはこのタンパク質を牛肉の3倍、大豆の2倍も含んでいます。

スピルリナのタンパク質含有量

  スピルリナ 大豆 牛肉
タンパク 65~70% 35.3% 19.7% 12.3% 24.5%

五訂食品成分表より算出
※お手持ちの資料と若干数値が異なる場合がございます。(こちらのホームページ上の数値は、五訂食品成分表より算出された、お手持ちの資料よりも新しい数値となります。)

しかもスピルリナのタンパク質は必須アミノ酸をバランスよく含む良質のタンパク質なのです。なお、この品質はFAO(国連食糧農業機関)の理想基準を満たすものです。

アミノ酸18種類を含みます!

生命の要!体を構成する「タンパク質(アミノ酸)」

タンパク質は私達の体の細胞や酵素、ホルモンなどを作る原料として使われる重要な栄養素です。スピルリナには約70%のタンパク質(アミノ酸)が含まれていて大変良質なんです。必須アミノ酸、非必須アミノ酸を含めて18種類のアミノ酸が含まれています。

必須アミノ酸組成(食品中における含有量)

スピルリナ クロレラ 大豆 牛肉 FAO基準
イソロイシン 3.25~3.9% 5.5% 1.80% 0.93% 0.67% 0.83% 4.2%
ロイシン 5.9~6.5% 7.7% 2.70% 1.70% 1.08% 1.28% 4.8%
リジン 2.6~3.3% 5.7% 2.58% 1.76% 0.89% 1.95% 4.2%
メチオニン 1.3~2.0% 1.5% 0.43% 0.43% 0.43% 0.58% 12.2%
シスチン 0.5~0.7% 0.4% 0.48% 0.23% 0.35% 0.38% 4.2%
フェニルアラニン 2.6~3.3% 4.1% 1.98% 0.86% 0.65% 0.61% 2.8%
チロシン 2.6~3.3% 1.5% 1.38% 0.68% 0.49% 0.61% -
スレオニン 3.0~3.6% 4.3% 1.62% 0.86% 0.59% 0.99% 2.8%
トリプトファン 1.0~1.6% 1.1% 0.55% 0.25% 0.20% 0.30% 1.4%
バリン 4.0~4.6% 4.9% 1.86% 1.05% 0.83% 1.02% 4.2%

葉緑素やカロテノイドなどの植物色素が豊富

体の潤滑油!巡りをサポート
スピルリナには緑色の葉緑素(クロロフィル)、青色のフィコシアニ ン、オレンジ~黄色のカロテノイドなど、天然色素が豊富に含まれています。葉緑素は、体の巡りをサポートに役立つ他、疲れた体や飲んだ翌日のケアとしても注目されている成分です。
スピルリナはカロテノイドとしてベータカロテン、ゼアキサンチン などを含み、これらの天然色素はサビやすい食生活の見直しに大変 重要な役割を持つ成分です。

不足しがちなビタミンB

多様な場面で大活躍!人気の栄養素
ビタミンといえば野菜に含まれていると思われますがビタミンB12は野菜にほとんど含まれず動物性食品に多く含まれています。スピ ルリナはレバーやカキよりもビタミンB12が豊富に含まれています。

ベータカロテンで健康補助

サビやすい食生活を見直す!
カロテンは1人1日5~15mgが目安とされていて、野菜で言えば緑 黄色野菜200g、淡色野菜100gの合計300g!
ベータカロテンは体内で必要量のみがビタミンAに変化します。
ビタミンAが不足すると、日々の健康に問題が起こりやすい体になってしまう為、体内で必要量だけ徐々にビタミンAに変換されるベータカロテンをたっぷり含んだスピルリナを利用して、サビやすい食生活を見直していきましょう。

余分なアブラもコントロール

現代の食生活を見直すリノール酸
近年TVでも取り上げられる体につく余分なアブラ。スピルリナは体の巡りが悪くなり体に良くない事が起きるやっかいモノをキレイにするリノール酸、リノレン酸をスピルリナは豊富に含んでいます。
特にこの2つの成分は体内でつくることができないので、普段から補充しなければいけません。

スピルリナはアルカリ性食品です

アルカリ性食品のスピルリナは、加工食品や高脂肪食品の利用が多い方の強い味方!
毎日を健康に過ごすには、アルカリ性食品も、酸性食品もバランスよく食べることが必要ですが、時間に追われる現代人の食生活は酸性食品に偏りがち。そんな方々の食生活のサポートもしてくれるのがスピルリナです。

スピルリナはアルカリ性食品です

※この表は食品のpHを表すものではなく、食品を燃やして残った灰を水に溶かした液を調べ、酸性度、アルカリ度を表したものです。 (食品そのものではなく食品に含まれるミネラルが酸性かアルカリ性かを表したものです)

関連商品
Copyright(C) JAPAN ALGAE Co.,Ltd. All Rights Reserved.